こちらが楽譜
朗読能シアターのアフタートークでお話した、雅楽の楽譜です。
楽器によってぜんぜん違うの!
中田さんにお借りして撮らせて頂いたので多分、片方が『笙』で片方が『楽琵琶』です。
どっちがどっちのかって?
だーかーらー
片っ方が『笙』で『笙』じゃない方が『楽琵琶』ですって!
一昨日くらいまで覚えてたのに……。
本には『笙』の文字が入っているので多分そちらではなかろうかと……。
本を開いた時、数字と漢字があった気がします。
なのでカタカナの譜面はそっちじゃない楽器だった様な…………。
今となってはあやふや、あやふやなのよぅ!アチキは回る……。
全く役に立たない雅楽の譜面紹介のコーナーでした♪
でも『千秋楽』って言葉、元々は雅楽の曲目から来てるって話、為になったでしょ?
あの話を中田さんに振ったのは僕ですからね、ソコんとこ忘れない様にっ!
じゃ!
追記、
前のブログでご紹介した中田さんのCDのサイン、『ZOW』って書いてあります。
麻呂の装束で雅楽のお仕事をなさる時は『中田太三』、装束を剥ぎ取ると『ZOW』になるんだそうです。
また一つ、お勉強になりましたね♪
じゃ!
Posted at 2013年05月29日 [水] 12:06 | カテゴリー:雑記 |
満員御礼!ありがとうございました。
朗読能シアター『葵上』
皆様の温かい拍手に包まれ、充足感に満ちた千穐楽を迎える事が出来ました。
今回もまた二日間、4ステージと短い公演でしたが、濃密な空間と時間を皆様と一緒に過ごせた事を心から感謝致します。
長年、新劇の舞台に立ってきた僕にとって、今回の劇場は、雰囲気も大きさもそして匂いも慣れ親しんだ心地好い場所であり、役者心を擽られると共に、ホームグラウンドに戻った様な安心感がありました。
約一年ぶりの能楽を題材にした朗読ですが、サウンドシアターでの朗読やナレーション番組等でいろいろ勉強をさせて頂き、一つ一つの経験を踏まえ、また新たな気持ちで舞台に臨む事が出来ました。
気心の知れた俳優達との共演も一体感を作り易く、短い稽古にも関わらず自然と一丸となれたのが幸いでした。
雅楽の中田さんとは久しぶりの再会。
彼のお話の面白さは相変わらずで、見事に引き込まれました。
アフタートークでお約束した雅楽の楽譜の写真、次のブログでご紹介しますね。
今回、初めてご一緒した中村香奈子さん。
トークショーのご出演が無かったのでゆっくりお話する機会はあまりありませんでしたが、とても清楚で奥ゆかしく、雅楽をなさる方っていう感じがイメージ通りでした。
いえね、決して中田さんが雅楽っぽくないと言っている訳では…………。
でも中田さん、打ち上げで皆さんのアンケートを読みながら『演奏の評価よりトークを褒められる方が嬉しい僕は一体何者?』とポツリ……。
毎回、渾身の自己紹介ネタを仕込んで来たり、『次はトークショーだけでもいいっ!』と言ってみたり……。
中田さんは一年ぶりに会ってもやっぱり中田さんでした。
そんな中田さんからサイン入りのCDを頂きました♪
聴きながら僕もチョット平安ならぬ平成のお公家さん気分に浸ってみたいと思います。
源氏物語を題材にした今回の朗読能シアター、親しみやすい方も多かったのではないでしょうか。
6月29日に上演される『体感する能|葵上 梓の出』も合わせてお楽しみ頂けると幸いです。
お芝居の感想をお寄せ頂くページ、ご利用頂きありがとうございます。
共演者や主催者も楽しく拝読させて頂いております。
また、反省や次回への糧になりますので、沢山のメッセージをお待ちしております。
http://hiratapro.com/guestbook/guest-book/roudoku_aoi
じゃ、次のブログで雅楽の楽譜をご紹介しますね♪
Posted at 2013年05月28日 [火] 16:12 | カテゴリー:雑記 |
おかげさまで1周年
皆様、楽しいゴールデンウィークをお過ごしですか?
5月1日を少し過ぎてしまいましたが、昨日、所属俳優、スタッフと一緒にささやかなお食事会をしました。
振り返ればあっという間の1年でしたが、皆様に支えられ無事に2年目に突入する事が出来ました。
まだまだ学ばなければならない事が、俳優や声優としてもそれ以外にも沢山ありますが、皆さんの温かい応援をしっかり感じながら、一歩ずつ前に進んで行きたいと思います。
ひらたプロダクションジャパン、2年目もよろしくお願い致します♪
写真はお食事会の時のデザート。
お願いした訳ではないのですが、最初の乾杯の時に1周年の挨拶をしていたので、お店の方が一人一人のお皿にメッセージをサプライズしてくれましたっ!
お酒もお料理も抜群でしたが、こんな風に喜ばせてくれるお店を、俳優としてもプロダクションとしても目指したいなぁ…と、ちょっと素敵な記念日になりました。
Posted at 2013年05月5日 [日] 17:36 | カテゴリー:雑記 |
特製トートバッグが完成しました!
さて、ブログご無沙汰星人からのお知らせでございます。
【朗読能シアター 葵上】の準備が着々と進んでおります。
ご好評を頂いたチケットファイル、今回は2冊セットにして、特製トートバッグに入れての販売です。
トートバッグは全部で6色。
色のご指定は出来ませんが、複数お求めの方には同じ色にならない様に致します。
その他にも扇子やクリアファイルもございます。
詳しくは下記のページでご確認下さいませ。
http://www.hiratahiroaki.com/special/aoigoods.html
そして特製クリアファイル付きサインチラシプレゼントはこちら♪
http://www.hiratahiroaki.com/special/aoipresent.html
沢山のご応募、お待ちしております♪
ぁそうだ、明日から始まる【笑神様は突然に…】もどうぞお楽しみにっ!
Posted at 2013年04月18日 [木] 12:38 | カテゴリー:雑記 |
VOICE OF Chaplin その2
お待たせしました、チャップリン第二弾であります。
まずは写真のご説明から。
一番上は割愛していいですね、ご存知でしょ?
二番目、タキシードの男達が勢揃いです。
前列向かって左から近石真介さん、チャーリー・シストヴァリスさん、野沢雅子さん、森久保祥太郎さん。
後列は大野裕之さん、アタシ、宝亀克寿さん、羽佐間道夫さん、大塚芳忠さん、内田夕夜さん。
映画はまず、近石さんのナレーションから始まるのですが、『はじめてのおつかい』でお馴染みの柔らかく優しいナレーションがスクリーンに映る文章をとても温かく紹介してくれます。
雅子さんのお話は『その1』でしましたよね。
お芝居の素敵さは勿論、トークの時もとってもキュートで、羽佐間さんへのツッコミもまろやか。
他のスタジオでも何時もにこやかな雅子さんにドクトリーヌの凶暴さは微塵もありませんっ!
………あったらヤです。
そして森久保の祥ちゃん。
彼は可愛いねぇ♪
今回、祥ちゃんが先頭きって先輩方にイジラレてくれたお陰で、僕は安心してステージに立っていられました。
ありがとーっ祥太郎!
宝亀さんは羽佐間さんの命令で映画の俳優さんと同じ眉毛にさせられていました。エリックという役者さんなんですが、これがまたクリソツ!一人だけチャップリンのスクリーンから飛び出して来たみたいでした。
羽佐間さん。
この企画の言い出しっぺ。
トーク中の駄洒落もアテレコ中のアドリブも溢れる様に湧いてきます。
そしてこの方、『手締め』が大好き。
東京国際アニメフェアの日俳連のイベントもそうでしたが、このイベントでも嬉々としてシャンシャンやっていらっしゃいました。
大塚芳忠さんは現在、別番組でも大変お世話になっています。
あまり表舞台に出る事が無いので、この日、生アテレコをする芳忠さんを見られたお客さんはラッキー♪
トークも控え目でしたが、スタジオではとっても面白いお兄様です。
内田夕夜君とは久しぶりの再会。
チャウシンチーの吹き替えを片っ端からやった時、ずいぶん相手役をやって頂きました。
いっぱい共演したからね、久々に会っても息はピッタリ。
メイクルームでボケの不意討ちを喰らわせても素早く的確にツッコンでくれました。
では、一番下の写真に行きましょうか。
大野裕之さん。
この方、日本チャップリン協会の会長さん。
日本で彼よりチャップリンに詳しい方はいないでしょうね…。もう僕なんか全然ですよ、大野さんの次の次の次くらい。
……そのまた次くらいかも知れません。
大野さんは勿論チャップリンが大好きなんですが、チャップリン好きな人の事も好きみたい。僕がチャップリンの話をしてもニコニコ聞いてくれます。
しょーもない質問にも懇切丁寧に答えてくれます。
彼のお話を聞いていると、まるでそのエピソードの中に大野さんも居たかの様にリアルで生き生きとしてるんです。目の前にチャップリンが見えてくる。
だからこっちもウキウキしてきちゃう♪
最後は、チャーリー・シストヴァリスさん。
Twitterでもご紹介しましたが、この方チャップリンのお孫さんっ!
まさかチャップリンのご親族にお会い出来る日が来るとはっ!
美男子なんだなこれがまた!
最初にお会いしたのが、『勇敢』を上演中の舞台袖。
先輩方が生アテレコしている最中に暗がりで大野さんに紹介して頂きました。
英語で話していたので詳しい内容は分かりませんが、チャーリーさんがその後ステージで『まさかこの舞台でジョニー・デップに会えるとは思いませんでした。(英語でね)』とおっしゃっていたので、何かが微妙に間違って紹介されてた様ですね。
チャーリーさん、僕、ジョニー・デップではないんです。
笑顔の素敵なチャーリーさん、我々の口演もとっても気に入って下さいました。
ステージでも少しお話しましたが、僕のイチオシは【街の灯】
チャップリンに限らず、あらゆる映画の中で一番好きな作品です。
ヒロインと出逢うシーンは大野さんによると1年も掛かったそうですが、こだわり抜いただけあって素晴らしいシーンです。
他にも好きなシーンは山ほどあります。
お金持ちの酔っ払いを自殺未遂から救い出したり、そのお金持ちと仲良くなって飲みに行き、スパゲティじゃない物を食べたり、ヒロインの為にアルバイトや賭けボクシングをしたり……、話し出すとキリがないんですが、特にオススメのシーンをふたつ。
チャップリンが車を運転して煙草を拾いに行くところ。
詳しくはお話しませんが、涙が出るほど笑いました。
もうひとつは勿論ラストシーン。
詳しくはお話しませんが、ヴァージニア・チェリルの演技に涙が枯れるほど泣きました。
是非、ご覧になって下さいませ♪
チャップリン映画でオススメ出来ない作品なんて一切ありませんが、何から観ようか悩んでいらっしやる方に僕からのアドバイスを致しましょうか。
これ、僕だけの独断と偏見による勝手な意見ですからね。苦情や反論は受け付けません。
【街の灯】はもちろん真っ先に観て頂きたいのですが、【キッド】も好きですね。子役の演技に泣かされます。冒頭のチャップリンの朝のお散歩シーン、捨てられた赤ん坊と遭遇した放浪紳士は空を見上げます。
イヤ赤ん坊降ってこねーし!
ここは是非、皆さんも裏拳使ってツッコンで下さい。
『イヤ赤ん坊降ってこねーし!』
このシーン大好き♪
【黄金狂時代】はチャップリン映画の中で数少ないハッピーエンドの作品です。
雪山で遭難し、空腹に耐えきれず靴を食べたり、チャップリンの妄想の中でヒロインに見せるパンのダンスなど有名なシーンが満載なのがこの作品。
撮影の為に本物の靴を沢山食べて、チャップリンぶっ倒れちゃったんですって。
冒頭の雪山行進以外は全てスタジオ撮影。セットの雪は塩!
【サーカス】はチャップリン入門編として最適な作品のひとつだと思います。
綱渡りやライオンの檻でのシーンなど、代役なしでチャップリンが体当りの演技をしています。
マネキン人形のふりをして警察官の目から逃れつつも泥棒の頭をポカポカするシーンは彼のパントマイムの真骨頂です。
この映画のラストを観たらきっとアナタも紙くずを丸めて踵で蹴っ飛ばしたくなるでしょう。
いや必ず蹴ります。
アナタは紙くずを蹴ります!
他にも【モダンタイムス】のスケートやダンスのシーン、【独裁者】のラストの演説、【ライムライト】でのキートンとの共演などオススメが沢山。
チョビヒゲ、山高帽ではありませんが【殺人狂時代】ではチャップリンのセリフが聴けます。
チャップリン演じる殺人鬼ヴェルドゥ、死刑判決の際に『皆さんは私を悪党と罵る一方で大量殺人兵器を使う戦争は奨励する。大量殺人において私はまだまだアマチュアです。一人殺せば悪党で、百万人ならヒーローなのです。(うろ覚え)』と言う台詞が、深く深く心に刺さります。
お話したい事は尽きませんが………
ま、手っ取り早く言うと………
『片っ端から観て下さいっ!』
今回、敬愛するチャップリンにお仕事として関われた事をとても光栄に思います。
僕の中のチャップリン愛が再燃し、皆さんにチャップリン映画のご紹介が少しでも出来た事を心から嬉しく思います。
まだまだお話したい事は沢山あります。
チャップリンほど動物と上手に絡む俳優はいないと思ってる事とか、映画を観て僕も密かにつまずく練習をした事とか、【独裁者】で秘書にタイプを打たせるシーンが【街の灯】の煙草を拾うシーンと同じくらい好きだとか………
チャップリンを知らない若い世代の皆さんにもこの機会に是非ともご覧頂きたく、長いブログになってしまいました。
読んでくれてありがとね♪
最後にこれだけは言っておく………、
ドリフターズのコントネタ、チャップリンのパクりが結構ありますっ!
Posted at 2013年04月5日 [金] 16:04 | カテゴリー:雑記 |