それでも先輩は先輩。
原 康義さんという方が文学座にいらっしゃいます。
五大路子さんの横濱夢座で何度かご一緒させて頂きました。
芝居に熱く稽古熱心でとても素敵な先輩です。
何年か前、旅先からこんな手紙を頂きました。
『平田君元気ですか? 僕はいま大垣に来ています。大垣と言っても大きなガキが居る訳ではなく……』
一筆箋に綺麗な文字で書かれていました。
この先の内容は覚えていません。
多分、この旅が終わったら東京公演があるから観においでというご案内状だったかと思いますが冒頭のこの文で他は全部すっ飛んでしまいました。
こんなメールを貰った事もあります。
『平田君元気ですか? 僕はいま九州に来ています。スケジュールの都合で順繰りに公演出来ず、行ったり来たりぐるぐるまわるのでだいたい九周します。』
きっと会心の一発のつもりが楽屋で相手にされず収まりが付かなくなって僕にメールしてきたのでしょう…。
文学座にかまってくれる後輩はいないのかっ!
心から尊敬する大先輩ですが、同じ劇団だったら良かったなと思った事は一度もありません。
お、僕も大垣に着きました。
見つけてやるぜ、LargeなChildっ!
…違った、事前学習会です。
Posted at 2008年06月1日 [日] 12:50 | カテゴリー:舞台 |