オスカー俳優になる為には…
やはりアクションシーンも “ビシッ” とキメられなければなりません。
馬のひとつも乗りこなせない役者は到底一流とは言えないでしょう、
という事で…
乗って参りましたともっ!
北の大地に降り立っていの一番に。
SLよりラッコよりも先に行って来ました。
その名も…
『どさんこ牧場』
乗馬は人生初体験!
まずはモコモコに完全防寒をして簡単なレクチャーを受けます。
馬は真後ろに立たれるのを嫌うそうで、ずっと立ってると蹴られる事が
あるんですって。
優しい目をしながらゴルゴみたいな奴だ。
他にも
『初めての人は筋肉痛になるよ。』
『馬に足を踏まれると痛いよ。』
など、為になるお話を聞きまして…、
それから乗り方降り方、進み方止まり方、方向転換など手綱の使い方を
サクサク教わって早速騎乗♪
僕を乗せてくれたのは
『暁号』
とても大人しくて可愛い馬です。
牧場を出て雪深い湿原のお散歩コースへ…、
なんと国立公園の中を巡るのです。
僕が初心者という事で、最初はガイドのお兄さんの馬の尻尾に
暁号の綱を結わえます。 いわゆる馬による引き馬。
馬って前の馬について行く習性があるんですって。
暁号もお兄さんの馬のお尻にピッタリくっついて歩きます。
尻尾に直接結び付けているから前の馬のお尻に鼻先がひっつきそう…。
でもね、前の馬が歩きながら時々ウンチするんですが、
そんな時は暁号、ちゃんと避けて進むんです。
僕らと同じで踏むのは嫌みたい♪
物静かで優しいどさんこですが、実はとても我慢強くど根性の持ち主。
他の馬なら躊躇う様な雪の中にもザクザク入って行きます。
時々深みにはまりお腹まで雪に埋まりますが、顔色ひとつ変えずに(多分ね)
前に進む暁号に惚れ惚れ♪
見渡す限り一面の銀世界ですが、それでも湿原独特の風景を眺めながら
奥へ奥へと進みます。
元が湿原だからあちこちから泉が湧きだしてどんなに寒くても凍らないんですね、
幻想的です♪
折り返し地点で記念撮影。
雪の中では降りづらいのでガイドのお兄さんに撮って貰いました♪
帰りは引き綱を解いて単独騎乗!
ま、何もしなくても暁号は前を追ってくれるからオートマを運転してる
気分ですが…。
それでも助手席に乗るのと自分でハンドルを握るのでは大違いでしょ?
自分でコントロールしてる気分になれるのは最高です♪
興奮してずぅーっと笑ってる僕を背中で感じてか、暁号も途中で
茶目っ気を出してわざと前と距離を空けては駆け出してみたり、
楽しいサービスをしてくれました。
乗馬初体験は大興奮&大感激&大雪の中、無事に終了♪
ガイドのお兄さんからも
『筋がいいですね』
とお墨付きを頂きました。
さ、これでいつ時代劇の話が来ても西部劇のオファーが来ても大丈夫!
確実に一歩、オスカーに近づきました♪
…でも西部劇って、道産子だったか?