憧れの舞台、間もなく。
Twitterにも書きましたが、【ラヴ・レターズ】がいよいよ1週間後、本番を迎えます。
昨日は緊張の顔合わせ&1回ぽっきりの読み合わせ。
翻訳、演出の青井陽治さんともお初です。
20年以上、400回近く上演されてきた不朽の名作。
錚々たるカップル達が演じてきた憧れの舞台に立てる(実際は座ってます)喜びと興奮から前の日から寝不足気味でした。
……まだ稽古だっちゅーに。
顔合わせの後、作品の世界観や背景、演出方針などたっぷり4時間半のレクチャーを受けます。
それぞれの手紙に書かれた言葉や物、地名などが意味するもの、時代背景との符合や彼らの心情、成長過程など細かく丁寧に教えて頂きました。
場合によっては5時間を越える事もあるそうですが、この膨大なお話をこれまで多くの出演者にされてきた事を思うと、演出家の熱意とパワーと演者対する思い遣りに頭が下がります。
それだけ沢山のお話を伺うと、頭の中で色んな事を考えてしまい、いざ読み合わせが始まる時の緊張もさらに倍っ!
でもね、たった一度きりの稽古ですから、お互いに相手が手紙を読む声を全身で聞き漏らすまいとするんですね。
春菊さんの魅力溢れるメリッサがビシビシと、時にふわんりと心に沁みて、とっても中身の濃い読み合わせになりました。
稽古で試したモノ、稽古から持ち帰ったモノを1週間、練って鍛えて熟成させて……
23年間、憧れ続けた舞台が間もなく開演します。
http://www.parco-play.com/web/program/ll_2013_june/
持ち帰ったモノと言えばっ!
ラヴ・レターズのブログに何故『かりんとう』の写真があるのかと申しますと、これ何と春菊さんの手作りかりんとうなんです。
ごぼうのかりんとう
かりんとうってお店で買うもので家庭で作れるもんじゃないと思っていましたが……
これがまた大変美味っ!
しっとりした歯応えに黒糖の甘味が口の中にパーッと広がり、その甘さの中からごぼうのいい香りがホンワカと漂ってきます。
春菊さん、ご馳走さまでした♪