日本照明家協会協会賞舞台部門特別賞奨励賞
これ漢文にあらず。
とてつもなく長い賞を受賞なさった照明家の古宮俊昭さんです。
対象作品はなんとっ!
『アルジャーノンに花束を』
昨年の旅公演、富山県の新川の舞台が審査対象になりました。
古宮さん曰く、
制約の多い旅公演で高い評価を受けるのは珍しい事だそうです。
覚えてますよー、しっかりと。
炎天下、有名な魚津港を散策し、別の意味で蜃気楼を見た事、
烈しい雷と夕立にビビり、埋没林博物館に逃げ込んだ事。
あの日の芝居は…、
確かあの日の芝居はぁ…、
確か迷路ゲームをやって、手術をして、ピアノを弾いて…
しっかりと覚えています♪
初演から20年近く、大切に上演してきた劇団の看板作品。
今回、照明プランナー個人として受賞した訳ですが、
劇団としても大変誇らしく、
特にアルジャーノンチームのスタッフ、キャストは
皆、自分の事の様に喜んでおります。
この日は古宮さんを囲んでささやかな祝賀会♪
久しぶりにチームアルジャーノンが集結しました。
彼と僕とは同世代。
僕の初舞台が彼も初めての昴の仕事だったそうです。
以来、畑は違いますが同じ芝居の世界でこつこつキャリアを積み、
時には旅先で美味しいラーメン屋を教わり、
また時には旅先のゲーセンでカーレースのバトルに燃え、
ついには賞を戴くほど立派になったなんて、おじさんは嬉しいっ!
皆にお願いされて、照れ臭そうに賞状を見せてくれました。
もう一枚は二次会場、
『Flowers for Toshiaki』
という訳で、彼の前には薔薇の花束。
写真では分かり辛いかも知れませんが、
ちっちゃなアルジャーノンが花びらから顔を出しています♪
燃える古宮さん、現状に満足する男ではありません。
『次は大賞だぜっ!!!』
と意気込んでいます。
何の舞台で取るかって?
もちろん
『隣で浮気?』です!
半ば強制的に言わせた感も無きにしもあらずですが…
しかし、彼はやります!
今度の舞台、照明的にも見逃せない作品です♪
ん、ナイス宣伝っ♪