あけましておめでとうございます
今年も宜しくお願い致します。
さて新年一発目のブログは【壽 新春大歌舞伎】でございます。
ワンピースファンお馴染みの新橋演舞場、おめでたい初日に馳せ参じました。
今回の目玉は何と言っても『三代目 市川右團次 襲名披露』&『二代目 市川右近 初舞台』でございます。
ワンピ歌舞伎で白ひげを演じた右近さんが右團次を襲名、そしてご子息のタケル君がパパの右近を継いで二代目となり初舞台に立つ記念すべき公演です。
劇場に入るとまず目に入るのはお正月らしく鏡餅と羽子板。
ロビーの壁には右近くんの襲名ご挨拶が。
隣にはワンピ歌舞伎でも活躍されていた右團次さんのお弟子さん、喜昇改め右若さんのご挨拶もありました。
座席は何と一番前、目の前は舞台です!
椅子の背にはビニールシートが貼り付けてありました。
えーっ!
正月から濡れんのかいっ!
期待と不安の中、開幕でございます。
お芝居の中身はね、劇場にお越しの上、直接体感して頂く事にして、とにかく圧巻だったとだけ申し上げておきましょう♪
絢爛豪華な役者さんたちが右團次襲名披露に華を添えて素晴らしい舞台でした。
海老蔵さんの渾身の見得は迫力満点、直立のまま舞台に倒れる仏倒しは必見です。
ルフィでお馴染みの猿之助さん、踊りの時の表情がとっても豊かで登場人物の心情が観る者の心に刺さります。
初舞台の右近ちゃん、台詞も段取りも完璧、ひとつも噛まなんだ!
そして我らが右團次さん!
芝居も踊りも貫禄たっぷり、力いっぱい惹き込まれました。
同い年でどうしてこうも違うんだろかっ!
襲名披露公演の楽しみ、口上。
錚々たる役者さんが並び、三代目右團次襲名と二代目右近の初舞台を祝います。
最後に右團次さんご本人と右近ちゃんからもご挨拶。
これがヤバいっ!
二代目の可愛さと物怖じしない堂々とした姿にズキューンっ!
右團次さん目当てで行ったのですが、右近ちゃんの可愛い挨拶に全部持ってかれました。
ルフィの猿之助さん以外にもニョン婆の笑三郎さんやロビンの笑也さん、つるの門之助さん、男女蔵さんに猿弥さん、歌舞伎ではなく、映画で戦った香川照之さんこと中車さん。
ワンピースにお馴染みの役者さんが大勢出ていらっしゃるのも楽しみのひとつです。
宙のりや本水での立ち回りなど、見せ場も盛り沢山でとってもゴージャスな公演でした。
27日(金)まで新橋演舞場です。
キャワイイ口上は夜の部ね。
最後に大きなパネルの前で記念撮影♪
右團次さんは襲名して屋号が澤瀉屋から髙嶋屋に変わります。
二代目は澤瀉屋、親子で屋号が違うのも不思議ですね。
なので、写真は向かって右から髙嶋屋、粗忽屋、澤瀉屋です。
今年もよろしくっ!
Posted at 2017年01月4日 [水] 17:19 | カテゴリー:雑記 |
消え行く昭和の風情
本来ならばもう終了している築地の場内市場……。
もう少し楽しめそうなので、まだ行っていないお店にチャレンジしてみました。
ご飯はご飯でお腹いっぱい頂いたんですが、今日はチョット趣向を変えて喫茶店のご紹介♪
6号館の『愛養』さんと1号館の『木村家』さん。
お目当てのご飯屋さんの開店時間より早く着いてしまったので、食後のコーヒーならぬ食前のホットミルクコーヒー、450円。
『愛養』さんは、ミルクコーヒーなんですよ、カフェオレでなく。
この時期、夜明け前は肌寒く、アツアツのミルクコーヒーが身体をポカポカにしてくれます♪
カウンター奥のお客さんが新聞を広げながら煙草をプカプカしてたので、
『マスター、灰皿貸して下さいな。』って言ったら、
『灰皿ないの、下に捨てて。』って!
地べたを見れば吸い殻がチラホラ……。
う~む、昭和だ。
ポイ捨て禁止がすっかり身体に染み着いてしまった今、マスター公認とは言え、なかなかお店の床には捨てられませんぞ。
お会計の時、『あれ、吸わなかったの?』と聞かれたので、鼻を膨らませて
『次、頑張るっ!』って言ってきました。
二軒目は、茂助だんごのお隣、『木村家』さん。
お団子を買いながら、いつも店頭に並ぶサンドイッチが気になっていました。
こちらではパインジュースを注文、420円。
ジュースに刺さっているのはpenではなくストローです。
よく見りゃこちらの床にも吸い殻がチラホラ。
各テーブルに百円ライターが置いてあるのに灰皿は無し。
床捨ては掟かっ!
場内の喫茶店で煙草を吸うには、昭和の根性が必要ですな……。
『木村家』さんのテーブルには脇に底を切り抜いたペットボトルが逆さに下がっていて、老眼鏡が入っていました。
地味に嬉しいサービスです♪
どちらのお店も豊洲移転の準備をしていらっしゃる様ですが、この風情は場内でしか味わえないでしょうね~。
そうそう余談ですが、愛養さんでミルクコーヒーをすすってると、場内で働く常連さんですかね、『おはよー』って入って来てカウンターに座るんですな。
そしたらマスターが『どぶろく?』って聞くんですよ。
喫茶店でしかも朝っぱらからどぶろく?
どぶろく?
常連さんの前に出てきたのはアイスミルクでしたっ!
Posted at 2016年11月14日 [月] 12:11 | カテゴリー:雑記 |
バラティエ三昧っ!
メインは頑張って二品!
奇跡の生還!!!
“メ~~~~シィ~~ッ‼‼”
『豪快!厚切りポークステーキ』
そして
ゾロVSくま
“ルフィは海賊王になる男だ!!!”
『肉球仕立てのハンバーグステーキ フライドエッグ添え』
どちらもボリューム満点!
ルフィの食欲にもしっかり応えられます。
ポークステーキのソースにパンを浸して食べるとこれまた美味♪
あれ?浸して食べてない?
チャンスは9月30日まで!
そして締めは
“偉大なる(←グランドと読む)フィナーレ”限定メニュー
『バラティエ特製 洋梨のムース サバガシラ仕立て』
ムースになるとマヌケ感がハンパないサバガシラ……。
でもほんのりとした甘さが口の中で広がり、バラティエの思い出を巡らせてくれるのさ♪
そんなこんなで大満足っ!
フィナーレは寂しいけど、心と胃袋にしっかりと刻み付けて参りました♪
詳しくはバラティエのホームページまで♪
http://goo.gl/XyQzS9
レストラン バラティエーーーっ!
長い間、クソお世話になりましたっ!!!
Posted at 2016年09月13日 [火] 18:28 | カテゴリー:雑記 |
クソお疲れ様でした!
フジテレビにある【レストラン バラティエ】が今月いっぱいでグランドフィナーレ。
バラティエで育てて貰った一流コックとしては食べ納めをしなければっ!
小雨降るお台場へ……
久し振りのお店は温かく迎えてくれました。
食べたいメニューは数あれど、胃袋はひとつ。
ここはやはりサンジ絡みでいきましょう♪
まずは
“オールブルーって知ってるか?”
『ブルーオーシャン』
レディ&マドモアゼルは必ず注文してるはずっ!
そして、『サンジのまかないスープ』&『サンジのジャガイモのパイユ』
スープをすすってからパイユをパリパリかじるも良し、パイユをスープに浸して食べるもまた良し♪
あれ?浸して食べたコトない?
チャンスは9月30日までっ!
TO BE CONTINUED
Posted at 2016年09月13日 [火] 18:23 | カテゴリー:雑記 |
ふたつの舞台を終えて……
Pカンパニー公演【虎よ、虎よ】
クリエ プレミア音楽朗読劇【ヴォイサリオン 女王がいた客室】
お陰様で無事に千穐楽を迎える事が出来ました。
思えば8月の暑い日、昨日は道三、明日はコンシェルジュと、稽古場巡りに明け暮れておりました。
福田善之先生の新作、真田幸村に続きまたも時代物。
歴史に疎い僕としては、時代背景やら人物相関図やら、ほぼゼロからのお勉強。
所作から殺陣まで、また新たな経験をさせて頂きました。
この歳で和物の所作や殺陣が新たな経験というのも困った話ですが……。
でもね、幾つになってもチャンバラは楽しいっ!
シェイクスピアの舞台でフェンシングは多少やってきましたが、男の子はやっぱり刀でチャンバラに燃えるものだと再確認。
三本も差してるゾロなんか、きっと楽しくってしゃーないんでしょうな……。
サスケ役の林さんも殺陣のシーンになると目付きが変わっていましたぞ。
後先考えずにファイトするから、殺陣の後はみんなゼーハーゼーハー、JAEの皆さんの様にはいかないもんです……。
福田先生の描く新たな斎藤道三と息子の関係、お楽しみ頂けましたでしょうかしら。
息子の手に掛かり本望を遂げた道三は、三日後、ロシアの没落貴族に生まれ変わります。
ホンマかいなっ?
文翁さんの作品では、いつも素敵な方々と共演させて頂き、とても刺激的♪
憧れの山路さんは勿論、宝塚の頂点で輝き続けた水夏希さん、そして説明不要の竹下景子さん。
少ない稽古にも関わらず、皆さんの磨き抜かれたお芝居を全身に浴びながら、ロシア貴族として楽しく没落出来たのは、俳優として、声優として、至福のひと時でした。
ラストには舞台と客席がひとつになって温かい拍手に包まれ、千穐楽にはスタンディングオベーションまで頂き(文翁さんは独りガッツポーズをしていた様ですが)、そんな中で竹下景子さんにキャスト紹介して頂いて…………
僕の名前を言って頂いて……
ダメだ、思い出すたび顔がニヤける(*≧ω≦)♪
時代劇と朗読劇、それぞれに違った経験をし、そのどれもがきっと将来の肥やしになる、充実した夏でした。
お忙しい中ご来場下さった皆さん、足しげく通って下さったお客様、遠方からお越し下さったお客様、応援メッセージやご感想を寄せて下さった方々、残念ながら観劇が叶わず、代わりに一生懸命 念を送って下さったファンの皆様、本当にありがとうございました♪
これからも素敵な作品を皆さんと一緒に楽しめる舞台、大切にしていきたいと思います。
舞台に限った事ではありませんが、ひとつの作品を創る時、多くの人が知恵を絞り汗をかき、そしてチャレンジをします。
今回も大勢のスタッフや共演者の新たなチャレンジを目の当たりに出来た事、その中の一人になれた事に心から感謝します。
関係者の皆さん、そしてお客様、ありがとうございました!
Posted at 2016年09月8日 [木] 16:44 | カテゴリー:雑記 |